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物を持つことを考える

  • Posted by: 春風裕
  • 2008年7月 7日 21:58
  • ゆめ

 何となくこんなふうに暮らしたいなあ、と思うことがあります。必要最低限の物を持っていて、大切に使う暮らしです。前に読んだ本のタイトルでもありますが、「持たない暮らし」がそれなのかなと思ったりします。お気に入りの物だけを持っている、そんな暮らしです。

 例えば、僕が大好きな筆記具ですが、実は必要以上に買い過ぎていて、使わない物も沢山あったりして、それだと筆記具として何かを書いたり、描いたりする本来の目的を達成できないままだったりします。そこで、自分がどれだけの筆記具を持っているのか、写真を撮ってみたことがあります。そして、データベースソフトに入力して、ボールペンなどだとリフィルと言うか、替え芯と言うべきか、そういう物を取り替えることによって長く使える物かどうか、確認しました。替え芯の品番もデータベースにして記録しました。こうして文房具のデータベースを作ろうとしたことがありましたが、実は途中で頓挫しています。この時に得た教訓は、自分がどれだけの物を持っているかを把握することによって、余計な物を買わないようになってくることでした。そのデータベースを作って以来、以前ほどは文房具コーナーを覗かなくなったのです。

 他の物でも同じかなと思っています。普段使う物にしても、消耗品でも、そんなデータベースを作って、自分として一番のお気に入りの物をこれだと決めることによって、それ以外の物を増やそうという気が無くなってきます。服や靴、鞄なども同じかも知れません。まず持っている物を全て並べてみるだけで、新しい物を買いたいと思わなくなるかも知れません。それだけ、今の日本は物があふれていて、あれこれ誘惑されて次々と不要な物を買っていたりするのではないかと思うわけです。もちろん、精神状態を安定させるため、ストレス発散のひとつの手段として買い物をする、そんな買い物のメリットもあるわけですが、使わない物を集めても、物本来の目的を果たしてやることはできないわけですから、やはり必要以上には持たない方が一番だと言えます。

 途中で頓挫したデータベース作りですが、近いうちに再開して、完成させたいと思っています。とりあえず、自分自身が所有している物を把握することによって、自分として一番居心地の良い物との付き合い方を見つけることができるかも知れません。沢山持つこと、高価な物を持つこと、こんなことが一番幸せな状態ではない筈です。

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